Main >> Entertainment & Games >> Pop

 
Virtual AOR CLUB Magazine - What's new -

Virtual AOR CLUB Mag logo

What's New

Home

What's New

A.O.R. Topics

My Sweet A.O.R.

Turntable Diary

A.O.R. on the Web

Back Issues

Join Webring!

E-mail

 
New Disc

Lara Fabian / Lara Fabian

 この日を待っていました!ララ・ファビアン、遂にワールドワイド・デビューです。

 ララという魅力的なシンガーと私の出会いは、忘れもしない96年9月28日でした。その日、私は、米国は、NashvilleのFrantic Studio、Madonnaの代表的ヒット曲"ラ・イスラ・ボニータ"の作者として、トミー・ファンダーバークとのデュオ・プロジェクト、キング・オブ・ハーツで知られるギタリスト/プロデューサーのブルース・ガイチのホーム・スタジオを訪れました。デモテープを聴かせてもらったりと楽しいひとときを過ごすなか、スタジオの壁に掛けられたゴールド・ディスク/プラチナ・ディスク・プレートの中の1枚に見慣れないジャケットがあるではないですか。じっと見ているとブルースが「彼女は、リチャード・マークスの次のアルバムでデュエットするんだよ。」と、そして彼の最愛の夫人であり、これまた素晴らしいシンガーであるジェイニー・クルーワーが、「彼女は、本当に素晴らしいシンガーよ」と口を揃えて、その名前を教えてくれたのが、Lara Fabianだったのです。

 その名前は、しっかりと脳裏に刻み込まれたのですが、日本に戻ってインターネットで検索しても、どこでそのCD、Lara Fabianの2nd Solo "Carpe Diem"を買えるのかわからない。カナダだからなんとかなると踏んでたのに、どうもインディ・レーベルからのリリースのようでなかなか難しいなと思っていると、偶然にも私のホームページ"Adult Contemporary Music In Japan"をみたLara Fabianの作品を管理している音楽出版社の担当者がメールをくれたのでした。そしてLara FabianのProducerであるリック・アリソンに紹介してくれ、リックから、この"Carpe Diem"、そして、96年10月15日にカナダのみでリリースされた3rd Solo"Pure"が送られてきたのが11月半ばでした。フランス語のVocalって正直、得意で無かったんで「どれどれ」とCDを聴いてみたところが、あまりのララのボーカル力のすばらしさと収録されている曲の完璧さに完全ノックアウト!リック・アリソンにCDのお礼とともに「ララはマライヤ、セリーヌ以上だ。英語ボーカルアルバムを出せば世界のスーパースターになれると保証する」とこれ以上ない賛辞のメールを送ったのでした。97年夏、ララはフランスでMajor Label、Polydorと契約しCDをリリースし大ヒット、ヨーロッパを制覇。

 そして満を持して制作された、今ここで皆さんに紹介している、このアルバム、英語ボーカルアルバム「Lara Fabian」が99年11月、フランスとカナダで先行発売。このアルバム用にLaraは実に40曲近くをレコーディングした模様。収録が見送られた曲にはDiane Warrenのペンによるものもあるようだが、Sony Entertainmentのアメリカにおけるプロモーション戦略から、彼女の本来の持ち味であるパワーバラード系の曲、さらっとしたポップチューンをアルバムから外し、一般受けのしやすいダンス・ナンバー、"I Am Who I Am"、"Till I Get Over You"などが収録されたようだ。このあたりの選曲決定に当たってはララ自身もSonyサイドと相当論議を重ねたそうだ。おそらくは、米国/日本1stシングル(ヨーロッパ2ndシングル)"I Will Love Again"のヒットと、次にシングルカットされるであろう"I Am Who I Am"のそこそこのヒットでララはそれなりの商業的成功を収めるだろう。そして、このアルバムのベスト・トラックであり、本来のララ・ファビアンの持ち味であるバラッド"Broken Vow"を第3段シングルとして世界制覇、これがマライア・キャリーをスーパースターにしたSony EntertainmentのCEO、トミー・モトーラ氏の描いているシナリオであろう。そして、ララは、スーパースターへの階段の前に立てるであろう。だが彼女が「第二のセリーヌ」というレベルから「ララ・ファビアン」という真のステータスを確立できるかどうかの結果は、次のアルバムで、ララとリック・アリソンのコンビが、いかにトミー・モトーラ氏の意向をかわして我を通せるかであろう。

 さて、このアルバム、各国で収録曲や曲順などに若干の違いがある。日本盤、アジア盤は"I Will Love Again"でスタートしているが、オリジナルのヨーロッパ盤、カナダ盤、そしてアメリカ盤は"Adagio"が1曲目で、その"Adagio"のイタリア語バージョンで終わる全13曲。ヨーロッパ盤でもラテン盤といわれるものは"Adagio"のイタリア語バージョンがカットされボーナス・トラックとして"Quedate"、"Sin Ti"という2曲と"I Will Love Again"のスペイン語バージョン"Otro Amor Vendra"が2バージョン追加。Asia盤は同様に"Adagio"のイタリア語バージョンがカットされ中国系男性シンガー、Lee Hom Wangとのデュエット"Light Of My Life"が、日本盤はAsia盤にラテン盤ボーナストラックのうち、"Otro Amor Vendra"(Ballad Reprise)が収録。更にジャケットは左のとおり、アメリカ盤のみ異なるというものだ。リミックスバージョンまでは追わないとして、アルバム未収録という意味では、Glen Ballardのペンによる"Ivy"がフランスで、"Before We Say Goodbye"がオランダで、ヨーロッパ第1段シングル"Adagio"の限定Maxiシングルに収められている。

(2000.6 Takeito)

Lara Fabian / Lara Fabian

 

Tracks:

  1. I Will Love Again
  2. Part Of Me
  3. Givin' Up On You
  4. You Are My Heart
  5. I Am Who I Am
  6. To Love Again
  7. You're Not From Here
  8. Till I Get Over You
  9. Love By Grace
  10. Broken Vow
  11. Adagio
  12. Yeliel (My Angel)
  13. Light Of My Life ( Bonus -duet with Lee Hom)
  14. Otro Amor Vendra (Bonus -"I Will Love Again" Spanish Ballad)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Lara Fabian US Version

次のCDレビューへ!
ページの始まりへ戻る
目次に戻る

 COPYRIGHT: 1999-2000 Virtual A.O.R. CLUB, Japan  All Rights Reserved.